「歩くと床がギシギシ鳴る」

「最近、特定の部分だけ床がふわふわ沈む感じがする」

最近、弊社でも床やその下地(床組)の修理・補修のご依頼が大変多く寄せられています。

床トラブルが発生する主な原因は、経年劣化をはじめとするいくつかの要素に集約されます。

床や床組の修理が必要になる「4つの主な原因」

1. 周辺の環境(湿気・風通しの悪化)

通気口の前に物置や荷物を置いたり、お庭工事で風の流れが変わったりすることで、知らず知らずのうちに床下に湿気がこもってしまうケースです。

2. 床下の環境に合った材料選び

建材にはさまざまな種類やグレードがありますが、何より大切なのは「床下の環境に合った材料を選ぶこと」です。

3. シロアリ対策(薬剤切れによる食害)

前回の防蟻施工から5年以上が経過して薬剤の効果が切れている場合、シロアリの被害を受けやすくなります。

※【気候変動によるシロアリ被害域の拡大】

近年の温暖化や気候変動の影響により、従来は温暖な南の地域を中心に生息していたイエシロアリや外来種のアメリカカンザイシロアリなどの生息域が、年々北上して広がりを見せています。

これまで「シロアリ被害が比較的少ない」とされていた地域や時期であっても油断はできません。気候の変化に伴い、住まいのシロアリリスクは以前よりも確実に高まっています。

4. 経年劣化(建材や接着剤の摩耗・劣化)

長年の使用に伴い、合板の剥離や接着剤の劣化、床材の実(さね)が破損することで、ギシギシとした異音や沈みが発生します。

対策・点検チェックリスト

トラブルの早期発見や予防のために、ぜひご自身のおうちでもチェックしてみてください!

床下環境(湿気・通気状態)の点検

点検項目確認内容・リスク要因チェック結果
通気口・基礎外周物置・鉢植え・室外機・外構による開口閉塞・風道阻害□ 良好 □ 泥・荷物で一部閉塞 □ 著しい閉塞
地盤・基礎の状況水たまり、湿り気、防湿シートのめくれ・破れ、結露□ 乾燥 □ 部分的湿気 □ 全体的に多湿・水溜まり
通気・空気の滞留床下カビ臭、風の通り抜け(デッドスペースの有無)□ 良好 □ ややカビ臭あり □ 強いカビ臭・空気停滞

シロアリ被害・防蟻施工の点検

点検項目確認内容・リスク要因チェック結果
蟻道(ぎどう)の確認基礎立ち上がり、配管貫通部、束柱周りの蟻道有無□ なし □ 過去の痕跡あり □ 現在進行形の蟻道あり
木材内部の食害打診・触診(木材打診音の打空音、指で押した際の沈み)□ 異常なし □ 一部食害痕あり □ 深刻な食害・強度の低下
防蟻保証・施工履歴前回の防蟻処理施工時期(※薬剤有効期間:5年)前回施工:__年前( □ 保証期間内 □ 期限切れ □ 不明 )

なお、床のトラブルの原因や最適な対策は、お住まいの構造や状況によってさまざまです。上記以外にも多岐にわたる要因が考えられますので、床のきしみや沈みなどでお悩みの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

内田工務店では、住まいに関するさまざまなお悩みに対応しています。